紅雛

大切なものを守っていく。

たくさんの感謝と。

タイトル2文字シリーズ終了です。

今日も路地裏blogへようこそ。
そしてありがとう。

8月に異動して、やっぱりばたばたしていて、
部屋もなんだか汚いしまだ引っ越しのときの
整理がやりきれていません。
だけど、この機に
要らないものを整理したり
必要になったものを買い足したりして、
また自分色の部屋をつくってくんだなってことが
なんだかすこしうれしいです。

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異動すると知らされて、
その職場で最後の出勤日の定時を過ぎても、
(家では荷造りを進めていても)
まだ実感がわかずにいて、
先輩とも「実感ないね」と言っていて。

開いてもらった送別会で、
この2年を振り返って、出てきたのは感謝の気持ちばかりだった。

正直、何度か
怒りそうになったことがある。
前に説明したことを何度も何度も
聞き返されたこと。
説明してもメモを取ってもらえないこと。
また聞かれること。

怒らなかったのは
相手が年上だからだったのか
よく分からないけど、
だけど自分もその先輩に同じことをしていたかもしれないし
きっと迷惑だってかけている。
俺が気づいてないってことは、先輩も同じように
黙ってくれているからだ。

そう思ってきた。
そして、それが正解だったと何度も思う。
だから、こうして今感謝の気持ちしか残らないんだろう
皆にあえてよかったと思う
ここで働けて幸せだったと思った。

俺がここの職場(石川)に来たのは、
規模が小さめの支店でゆっくり働きなさい、という意思の異動だった。
前の職場(神奈川)で、労働時間と職場環境で
すこし参ってしまって、ペースダウンしていたことがあったからだ

石川に来て、そんな事情を知ってるのか知らないのか、
石川に来たばかりの時に、副部長に
「会社にはいろんな異動がある。
調子がよかった奴が大きな支店に行かないときもある。
そこで腐る奴はそこまでの奴や。
そこで(調子を落とさずに)頑張りぬける奴は
次のステップがある。そういう姿を、上は必ず見とる」

”お前は腐るなよ。”

そういってもらってる気がした。

そして、送別会の時にその副部長にたくさんほめてもらった。
「お前は大きいところへ行っても、そのままでおって欲しいなあ。」

そのままでいてほしい、とは
(足りてないところはもちろん補って、)おおかた今までの姿勢で認めてもらえてるってことだ。
働き方、それでいいってことなのかな。
それ以外の先輩にも、本当に今まで良くしてもらって、そして色々と見ていてもらった。

だから今回の異動があったんだろうし、それは先輩たちのおかげだと思う

もっと怒っていいぞ、と言われたこと
積極性がもう少し足りないと言われたこと
君は努力家や。と言われたこと
居なくなると本当に痛い。と言われたこと
タツルくんにお世話になった。と協力会社の人に言ってもらったこと
嫌な顔せずに仕事を教えていて素晴らしい、と言われたこと
退勤する人に対しての声かけをほめてもらったこと

まだまだたくさん。


支店の人みんなと仲良くやれて、
みんなが好きで、
みんなのいいところをすぐにあげることができて
ここで働けて幸せだなと思った。

異動してから、挨拶状を送るときも
そのはがきに今までの感謝の気持ちやいろんなエピソードを書いて、
「挨拶状大変だな」じゃなくて
「どれを書こう、(葉書におさまるように)どうしよう」ってことで迷って

気持ちが伝わるようにしっかり書くことができた。
それだけすごく自分にとって
大好きな支店で、大切な人たちでした。


これから、もし自分が
いろんなことで褒められるとしたら、
それはお世話になった先輩方のおかげ。

だから、石川の支店でたくさんほめてもらえたことは、
しんどかったけど、神奈川の支店の先輩たちのおかげ。

そうしてお世話になりながら社会人って生きていくんだなあ。


お世話になってる、ってことにもっと重きをおいて
これから働いて行かなきゃなあ。