紅雛

大切なものを守っていく。

継ぐこと

きょうは会社休みます。4巻

花笑さんかわいかったなあ
いいなあ
じんわりくる。



記事にすることができるんだなあ俺
前はできなかったのに。

いつか少し なにか
どこかに作用したのか なあ




「頼んだぞ」
課長にそう言われた。
また、俺の頼っていた人が異動することになってしまった

なんでこうなるんだろう
俺が頼りにする人は
俺がその職場で1年仕事して
慣れてきたころに異動してしまう

なんでだーって思うけど

こんなにチャンスに恵まれた人間もなかなかいないんじゃないのか
すっげえ幸運。



すごく大きな信頼を寄せてもらっていて。
それが、任された仕事の内容でよく分かる
細かくて気の利く課長から

細かくてデリケートな仕事を頼まれている

この仕事を任される意味。
その裏にある期待。
それを感じて働いて、ようやく慣れた矢先のこと。


「いいか、無理はしたらダメやぞ
これからきっと、絶対タツル君に仕事が集まる
手一杯やったら副部長に相談するんや。」


その副部長からも少し前に

お前に仕事が集まりすぎてる

そんなことを言われていて。



これは、課長が副部長に話をしてくれてたんだなーってことが分かって
分かってたけど、いつも気にかけて、守ってくれていた。

(話の流れで)俺に仕事が増えそうなとき
俺が少し手一杯のときはほかの誰かに仕事を振りなおしてくれたり
仕事のペースの調整をしてくれていた


たまに俺は他部署の管轄のような仕事を
他部署の課長にこっそり頼まれて仕事をしているんだけど。
(うちの課長を通すと断られるだろうからあえてうちの課長を通さず、俺に直接言ってくる。)
それもやっぱりなんとなく気づかれていて。
「注意しろよ」って言ってくれる。
仕事を引き受けるな、ではなく引き受けすぎるな、という意味。


よく思ってたけど、本当に掌の上で転がってた。
気持ちよく転がされていた。
そして、転がされながら俺は頼っていた

器の大きな人



俺に仕事が集まるのは
俺の仕事の延長に課長の仕事があるから。

そして、うちの課長は他支店の課長の中でも
実務をばりばりこなすタイプの人。
よその支店なら部下に任せたり投げるところを
手伝ってくれていた。

次に来る課長がそこまでやる保証がない。
それに、慣れるまでに時間もかかる
だから課長は俺に仕事が集まる、ってそう言った。
あの課長が「絶対」なんて口にするからきっと本当にそうなると思う


でも俺は俺で結果的に

残業時間は多くないし
わりと、というか早く退勤できてるイメージを持ってる
その分就業時間中の密度と集中の度合いが半端ないけど。

それでもきっと、そんなのも分かったうえで
心配をしてくれてるんだから
俺はちゃんとしなくちゃいけないんだろう。
無理はしないこととか。

頼るとかそういうのは苦手だけど。
支店の中では相変わらず俺が一番年下で、しかも15歳以上離れて俺が年下だから。
でもきっとこれは抱え込んでなんとかするんじゃなくて
みんなの力を借りて
総合力で乗り切らなきゃいけないんだろう

そのうえでさ
ちょっと余裕ができたときに
課長がやってた仕事をのぞいて
少しずつ盗んでいけたらいい



すごい人に出逢って
一緒に仕事ができた


そしてそんな人に
すごい言葉をかけてもらったんだ



ありがとうの言葉をきちんと伝えられてよかった

やってみよう